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院長コラム

director's column

SHR式脱毛 バルジ領域を65℃にするという事

前回のバルジ領域を65℃にする事は難しいという話の続きですが、
非常に強い熱量を与えればバルジ領域を65℃にする事は可能でしょうが、
バルジ領域以外も65℃になってしまいます。

これは確実にヤケドします。
バルジ領域だけを65℃にしようと思うと毛のメラニンに貯めた熱を
バルジ領域のメラニンに受け取らせる事が出来れば可能かも知れません。

バルジ領域にメラニンはあるのでしょうか?

答えはノーです。

バルジ領域にある色素幹細胞は
メラニンを産生する色素細胞(メラノサイト)になる前段階で
色素幹細胞自体は一部の例外を除いてメラニン色素を持ちません。
なのでバルジ領域だけを65℃にすることは難しいと思うのです。

では何故SHR式レーザー脱毛で脱毛出来るのでしょうか?

私は従来のレーザー脱毛と同様に毛乳頭部を破壊するからだと思います。

レーザーのパワーは弱いもののソプラノは
アレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザー、ヤグレーザーの3種類、
メディオスターはダイオードレーザー、ヤグレーザーの2種類のレーザーが
同時に照射されるのも脱毛効果を高めている
と考えられます。

なのでワキ、女性のデリケートゾーン、男性の髭などは
SHR式レーザー脱毛でもある程度の脱毛効果はあります。